石巻専修大学をベースキャンプとしまして、現在10名ほどの協力隊OVと山形からのボランティア2人が活動しています。(4/17現在)
石巻市震災支援プロジェクトと合流し、現在石巻渡波(わたのは)小学校におります当会代表菅野からの報告を交えまして、現地の様子をお伝えしたいと思います。
皆様からいただきました救援金、ひとまず10万円を石巻市震災支援プロジェクトへお渡ししました。 炊き出しの材料費の購入や備品の修理費、買い出しの交通費、設備改善費などへ使用される予定です。皆様、ご協力本当にありがとうございました。
震災から一ヶ月が経ったので、学校の設備もだいぶ改善してきており、電気や放送設備なども協 力隊OVが回復させていました。水も水道ではないですが、十分確保されており、ここで生活する上では物資等の問題はないようです。
ただ、食べ物に関しては避難者での自力調達は難しいので、配給や炊き出しは必要になっています。
現在、この小学校には約550人の方が避難されているそうです。炊き出しは周辺住民の方の分を含め、700食分を作っているそうです。
実際、よくこれだけの設備と人数で作っているなと感じました。
避難所では意外なほど物資はありますので、それほど不自由をすることはありません。
また、炊き出しに使う材料は、WFP(国連世界食糧計画)や自衛隊の倉庫が開放されているので、生鮮食料品以外は特に不足はないようです。
必要なのはやはり生鮮食料品ですね。
WFPの力はすごいです。まさか、日本がWFPの支援を受けるときが来るとは思わなかったですが。
ボランティアの寝泊りは石巻専修大学のグラウンドにテントを張って行っています。石巻市内を支援している団体はすべてこの大学のグラウンドのテントにベースを置いています。テント数は軽く200張り以上はあります。
学校内いると震災の凄まじさはあまりわかりませんが、一歩外に出るといたるところに瓦礫の山や車が放置され、崩れた住宅が転々としています。それでも、震災から一ヶ月が経ち、だいぶ瓦礫も片付けられたとのことでした。
今後の活動の状況や報告は、追って順次したいと思います。
愛知県OB会のかとーAです。
返信削除本日ボランティアバスツアーのミーティングがありました。
今後も2回3回とつづけて実施することになりました。
遠方からたった1日のボランティアでも40人規模で行けばかなり効率が良いことがわかりました。
何より、仕事上長期で支援に行けない人の「何とかしなきゃ」という気持ちを掬いあげることができたのがうれしいです。